ドイツの水の種類
本題から、だいぶそれてしまいましたが、水の種類に戻ってお話を進めると、大まかに分けると,ドイツのお水(飲料水)は 

@ナチュラルミネラルウォーター(Naturliches Mineralwasser)
 1.地下水(地中深いところに溜まっている)でありボーリングによってくみ上げられてすぐにボトリングされる水。
 2.溶け込んでいる成分が一定している水。
 3.成分がヨーロッパのミネラルウォーターの含有基準に合っている水。

Aナチュラルハイルウォーター(Naturliches Heilwasser) 
 @Aは同様で、何らかの効用が認められている水。

Bクヴェレウォーター(Quellwasser)
 泉から湧き出した水をその場所でボトリングした水。

Cタッフェルウォーター(Tafelwasser)
 人工的に飲料水の基準にあった配合がなされた作られた飲料水。

Dライトウングウォーター(Leitungswasser)
 水道水(主水源は60%地下水20%河川や湖10%泉)


こんな風に分けられます。
ここで、日本の感覚と違うところは、@ABのお水に関しては
全くろ過沈殿加熱といったような殺菌行程がない!
ということです。
まあ、本来私達が考える美味しいミネラルウォーターは、湧き出てきた水をそのまま生で詰める、
そんな感覚もなきにしもあらずですが、じゃあ、どうやってこの水の成分を保っていけているんでしょうね?