ガイド研修2日目3月10日)言わずと知れたノイシュヴァンシュタイン城とリンダーホフ城

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新白鳥城です
集合のホテルを朝8:00に出発。土曜日なのでミュンヘン市内も混まずに来れた。約1時間40分でこのお城が鎮座するホーエンシュヴァンガウという村に到着し、ヴィッテルスバッハの末裔が経営するミニバスにのって、山道を登ること約7〜8分。この山道はちなみに雪が降り始めると、閉鎖される。という事はミニバスは冬場は休止。後は、年中無休の馬車、もしくは麓から約30分かけて、徒歩でえっちらおっちら城まで登る。(別の道)
そして、誰もが、名、OR迷カメラマンに変身したくなる、マリエン橋へと到着する。バス亭からこの橋まで約5分急な上り坂を上がることになる。でもこのしんどさも、この橋に立って白鳥の城を見た途端に報われる。ま、雨の日風の日、嵐の日はご容赦願いたいが結構あるんだなあ、このような日が、、。天気予報も山沿いは雨って言うのがあるでしょう?あれです。いつかの夏、45人のお客さんを連れて大雨のなかのぼったことを思い出す。風もあってかさなどさせなかった。これってもう嵐?じゃないです?ま、それは別として今日は晴れていたのです。この橋、手すりの部分は鉄骨なんですが床が木製で、ぎこぎこいってるんですよね
そいでもって、眼下は90Mの谷底なんですなあ。幸いに、私は全く高所恐怖症ではないんですが、これはその症状のある方には恐怖のきわみ以外、なんでもなく、この素晴らしい景色も、見られない方も結構多いのです。夏のピーク時にはミニバス2台分のお客さんが全てこの橋の上でシャッターを切る光景はすざまじいものがあります。ニュージーランドでこんなところがあっら皆バンジージャンプするんじゃないか?って思うときもありますね。ここで写真をとったら、またきた道を戻らないといけません。橋を渡ってずーと歩いていくと隣山の頂上に行ってしまいます。さて、又ここから山道を歩いて約10分でお城の入り口に到着します。
お城の見学は全てお城のガイドの案内と去年の5月からなりました。全てが予約制です。一度に80人ぐらいが一緒に入る場合も夏にはあります。基本的に、日本語の一寸頂けないテープが流れますが、、。実はこのテープニ落ち着くまでひと悶着がありました。2度ほど、別のテープが使われたのですが(いずれも日本語)実際のお部屋の説明とかけ離れた、このお城の建造主である、ルードヴィッヒ2世と彼がパトロンとなった音楽家のワーグナーの話に終始して、実際の場面と合わなかったために、ガイドのブーイングにあって止めになったのです。確かに、個々の家具等の説明があったほうが解かりやすいですからね。

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予約制になったので、その時間にお城の中庭にある入り口に行けばよい様になったので、本当に時間が計れて助かる。内部の見学は沿う40分から45分。少し並ぶ時間も含めて予約時間から1時間少々でよくなった。以前この予約制度が導入される前までは時間通りにツアーが進むのか、気が気ではなかったのだけど、、。昼食は徒歩にて下りてくる途中のレストラン。
昼食後に訪れるのが、リンダーホフ(菩提樹)城だ。新白鳥城から又ロマンチック街道を北上しアルペン街道と重複する絵のような山の景色を見ながら,、約1時間半で到着。
こちらも,同じ時期に予約制になった。上の写真がチケット売り場。ここで予約時間の書かれたチケットを受け取って徒歩役5分でお城の入り口到着。こんどは平地なのでそんなにつらくはない。こじんまりしたお城はルードヴィッヒ2世が同時進行で作らせていたお城のうち唯一彼の生存中に完成できたお城だ。外観は小さいしたいしたことはないなあと思ってしまうのだが、(そしてましてや、94年まで全面改装で工事現場そのもので、頂けないよ、ちょっと)内はというと、表現に困るほどのきんきんきらきら、これでもかこれでもかの世界。ブルボンの絶頂期を真似て彼は生活したかったようだ。
絶対君主と言われた人々を崇拝するように、ルイ14世,15世、ザクセンのアウグスト王などの騎馬像が飾られている。スケールが、やはり尋常じゃ〜ない。彼のお城は全て彼の隠遁生活の場所として作られたものなのだ。大勢の女官や、家来達がおり、ひっきりなしにお客様が訪れるというような社交の場所でもなく、たった一人彼ゲルマンの神話を題材とするワーグナーのオペラの世界に浸って生活するために、これほどのものが造営されたことは、驚異に値する。
右の写真は、電動でひらけ〜ごまのように、岩(実はコンクリートの扉)が動き中に入ると,人工の池がある。タンホイザーのビーナスの洞窟を模して作られた。まだ4月からのOPENだったので、待ち時間は電光掲示板には知らされていない。

ビーナスの洞窟の出口
まだ閉まっている。

寝室から望める階段式の滝もまだ流れては
いないし、外装も工事中だ,94年まで、、。
16時30分にリンダーホフ城をあとにして、10年い一度開かれるキリスト受難劇と木彫りの町として有名なオーバーアマーガウを通り、ミュンヘンへの帰途路へ。
18時30分到着予定。やっと2日目も終了。おつかれさま〜。