第1回ミステリーツアー顛末記 2002年1月19日(土曜)
あいにくの小雨模様だったが、幸いにも2日前までの凍えるような寒さは峠を越したのか、何となく生暖かささえ感じさせる日だった。思惑とは違い結局総勢13人+添乗員の私という大型BUSにはもったいないような人数で催行しなければならなかった。メンバーは13人中9人が現役ガイドの大ベテラン、業界歴20年以下の人は1人のみという最強メンバーで、正直言って添乗員としては一番やりにくい状況に落とし込まれたのか?自分自身で墓穴を掘ったというか、、。ま、ええか〜と気持ちを落ち着けたが、マイクを持つ手はそれでもはっきりと、震えていた。もともとが、こちらに住まわれている駐在員の奥様や、こちらで働いていらっしゃる日本人向けに企画したのに、こんな結果となって、まるで貸切の、ガイドクラブ研修旅行化してしまい、4人の本物??のお客様方にとっては、それでも業界内輪話付きツアーのようで、メリットも少しはプラスされたのではなかろうか?ま、固まったのは私、添乗員のみだった。
ホテルのレセプション
8時半に出発をして、ガイド連にとっては蛇足とも言えるヴェッツラーの簡単な観光の後、一路、ひた走り2時間かけて、ホテルTOMMES(上記)へと向かった。午後1時には、レストランにて各人で昼食を取って頂けた。勿論、企画では昼食もオプショナルを作っていたのだが、結局3名しか申し込みが無く、それぞれがアラカルトで召し上がられた。

待合室にて
その後3時から、泉の在るSTOLLEN(洞窟の中)に入場することとなった。時々、変更はあるらしいが、一応30分ごとに入場できるようになっている。皆さん水筒、ペットボトル等を持って、興味津々、意気揚揚と待合室に向かった。今日は土曜日で週末ということも関係しているのか、スキー客も多くここに立ち寄っているらしく、駐車場には私達を含めて3台のバスが止まっていたので、待合室も込み合ってきた。最後には総勢30人以上にはなっていたと思う。
約30分のセッッションの後、の皆さんの感想を、聞いてみたが、ふわふわ感のあった人、エネルギーを天上から感じた人、もいらしたが、兎も角、眠くなったと言う人が一番多いようだった。私、な〜んにも感じなかったわ!と言う人もいた。最初は16時30分までフリータイムを取るつもりだったが、朝早かったこともあり、もし道が凍結すると困ると言うことで、出発時刻を30分早めて、帰ることになった。皆さん、疲れた、疲れた何ていっていらしたんで、帰りのバスはオネムかなと思いきや、ほとんど2時間半皆さん喋りっぱなし。帰り道も渋滞にあうこともなく、スムーズだった。でも、アウトバーンのレストエリアのトイレ!50ペニヒから50セントに上がっていてほぼ倍の値段。おちおち又トイレもいけなくなった。EURに替わってから、便乗値上げは許さない、ありません。な〜んてことはありませんね〜。倍ですよ倍!
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