2003年2月16日(日曜日)NO2
早春のドイツ

Burg Schwalbach
1368−71建造

がっかりしていた私の目に左の写真のお城が見えてきました。

メインの道路を通っていても、見えない位置に建造されています。猫肘町からの坂道をおりてくる時に、遠くに確認できたんです。
でも、本当にライン川沿いにあるあの猫城とそっくり、、。

訪問した後に、パンフレットで知ったのですが、立派なHPが作られています。LINKしておきますので、ここをクリックしてくださいね。

その中の歴史を読みますと、正真正銘の本家の猫肘伯爵家が建造した最後のお城で、現存する最古のお城でもあるようです。手前の村はしょぼいのですけど、くっきりと澄み渡った冬の青空のなかにそびえています。この日の気温、この写真を撮ったときに、マイナス2度でした。(車の温度計に依る)

この城はタウヌス山中において最も良く保存されたお城のひとつであり、1368-1371年にかけて、本家の Eberhart Von Katzenelnbogenが建立とある。1478年までは猫肘家が所有、その後、婚姻に夜相続でEpstein家
Nassau−Weilburg家に、、、。このあたりは以前ご紹介しているマルクスブルグ城とおなじ経過である。ここをクリック

大きな対戦には見舞われることがなかったので、現在も、オリジナルの中世特に14ー15世紀の姿を良く留めている。と、あります。
中世のお城にありがちな馬で駆け上がったであろう、坂道で旦那は庭に置くシーファー(粘板岩でスレート瓦の材料でもある。タウヌス山地はこの岩盤から形成されている。)の、でかいのを、見つけて、大喜びでした。勿論、頂いてました!?
ちょうどお茶の時間でしたので、雰囲気のあるレストランに、今度は、尻込みすることなく入り、コーヒーとケーキ(Bienenstisch)を注文。
代金はこのご時世に、EURになって物価が上がったんですが、お手ごろの1.6EURと1.8EIURでした。
日本円だと、1EUR130円計算で442円です。TIPをあげても、470円ほどでしょう。
ドイツのケーキとしては、お上品な切り方でしたけど、、。日本人の私には。ぴったりの大きさなのでした。?




レストランから出てくると、中庭には、太ったトラ猫が居ました。
でも写真を撮ろうとすると逃げてしまいました。
上の写真は、門をくぐってすぐの場所から見る眼下の村の写真です。
ドイツってホントにおもちゃみたいって時々思います。
手前の樹木、私には見当がつきません。綿帽子なんです。白く花のように見えているのは、、。
気温はマイナス2度でしたけれど、春の息吹を感じました。
はーるよこい、はーやく、こい!って、歌いたくなりました。
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